
介護職に挑戦してみたいけれど、
「実際の1日の流れがイメージできない」
「体力的にどれくらい大変なの?」
「どんなスキルが求められるの?」
と不安を抱えていませんか?
この記事では、医療・介護の知識が浅い人、未経験から介護業界への転職を考えている人、施設選びに迷っている人に向けて、介護スタッフの“リアルな1日”を具体的な数値とともに紹介します。
後半では、施設タイプごとの働き方の違いや仕事を選ぶポイントも解説。
これからキャリアを選ぶあなたに、等身大の情報をお届けします。
■介護職の1日|実際のスケジュールを時間ごとに公開
以下は、特別養護老人ホーム(入居型施設)で働くスタッフの一例です。
施設によって多少異なりますが、未経験者がもっともイメージしやすい典型的な流れです。
6:30〜7:30|早番スタッフの出勤・朝の準備
早番の日は6時台の出勤が一般的。
1チームあたり3〜5名のスタッフで、以下の業務を分担します。
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利用者の起床介助
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服薬の準備
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朝食会場のセット
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夜勤スタッフからの申し送り
特に**夜勤帯の利用者数(約30〜40名)**の状態を共有するため、申し送りは非常に重要。
未経験でも、先輩が丁寧に説明してくれるので安心です。
7:30〜9:00|朝食介助・口腔ケア
利用者の約6〜7割が介助を必要とします(施設平均値)。
業務例:
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配膳・食事介助
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薬の確認
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食後の歯磨きサポート
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体調チェック(熱・血圧測定)
食事介助は介護の中心業務のひとつ。 手順を覚えることで未経験者でもすぐに慣れます。
9:00〜11:30|入浴介助 or レクリエーション
曜日ごとに担当が異なります。
●入浴介助(平均1人10〜15分)
午前中は利用者全体の約半数が入浴。
安全第一で行うため、チーム体制で動きます。
●レクリエーション
体操、歌、脳トレ、季節イベントの準備など。
未経験の方でも利用者と一緒に楽しめる時間です。
11:30〜13:30|昼食介助・休憩
午前業務が落ち着くと昼食介助へ。
スタッフの休憩は60分しっかり確保される施設が多いため、体力的にも立て直しやすい時間です。
13:30〜15:30|排泄介助・記録入力・散歩同行
午後は比較的落ち着いた時間帯。
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トイレ誘導・オムツ交換
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生活記録の入力(タブレット活用施設が増加)
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散歩の付添い
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医療ケア補助(バイタル測定など)
記録入力は1件あたり3〜5分。
未経験者でも業務の中で自然と習得できます。
15:30〜17:00|おやつ・夕食準備・申し送り
夕方に近づくと再び介護が増えます。
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おやつ提供
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夕食の準備
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夜勤スタッフへの引き継ぎ内容作成
1日の状態をまとめるため、慣れると約15分で作成可能です。
■施設によって、1日のスケジュールはどう変わる?
介護施設は大きく分けて3タイプ。
あなたの働き方に合う施設を選ぶことが重要です。
①入居型(特養・介護老人保健施設)
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24時間体制
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介助量が多い
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チームで動くため未経験でも安心
体力は必要だが、経験が積みやすくキャリアアップしやすいのが特徴。
②通所型(デイサービス)
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日勤のみ
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レクリエーション中心
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利用者の介護度は比較的軽め
生活リズムを整えたい転職者に人気。
③訪問介護(ホームヘルパー)
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利用者宅に訪問
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1対1のサポート
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時間管理しやすい
コミュニケーションを大切にしたい方に向いています。
■転職希望者が押さえるべき3つのポイント
①「介助量」より「サポート体制」で選ぶ
研修期間がしっかりある施設は成長しやすい。
②夜勤の有無で生活リズムが大きく変わる
夜勤がある場合、手当で月2〜4万円アップするケースも多い。
③ICT導入施設は働きやすい
タブレット記録や見守りシステムがある施設は身体的負担が軽くなる。
■まとめ|介護職の1日は“忙しいけど人の役に立てる”やりがいの宝庫
介護職の1日は決して楽ではありません。
しかし、
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利用者からの「ありがとう」
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成長が見える実感
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チームで支える安心感
これらは、他の仕事ではなかなか得られない貴重な魅力です。
未経験から転職する人も多く、サポート体制が充実している施設を選べば、ゼロからでも十分活躍できます。
「人の役に立つ仕事がしたい」「長く続けられる仕事を探している」
そんなあなたに、介護の現場はきっと良い選択肢になるはずです。
